介護老人保健施設に向いている看護師さんって？

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介護施設の種類、介護老人保健施設

看護師さんの中には介護施設での仕事に興味をお持ちになっている方も多いと思います。

常勤として働く事を希望されている場合、非常勤・パートとして勤務時間や勤務日数に融通を利かせながら働きたい、と思われている場合と色々あると思いますが、介護老人保健施設など介護施設で働く際にはそれぞれでメリット・デメリットもあります。

介護施設で求められる看護師としての仕事内容、役割に関しても気になる方も多いのでは、と思います。

介護施設は大きく分けて、

・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム
・有料老人ホーム

と3つに分ける事が出来るでしょう。

ここでは介護老人保健施設について仕事内容、看護師としての医療行為、向いてる人などについて簡単にまとめてみたいと思います。

介護老人保健施設での看護師の仕事

介護老人保健施設は他の介護施設（特養、有料老人ホーム）と比べると、入居されている方の医療度は高めとなります。

そのため、医療行為も行って看護技術もある程度キープしたい、といった方には向いていると言える介護施設です。

人員基準としても専従の医師の配置基準もありますからね。

「専従の医師を、常勤換算で、入所者数を１００で除した人数以上配置すること」

ということで、医師の常勤がいる場合が多いです。

看護職員、介護職員に関しては、

「入所者数を3又はその端数を増すごとに1人以上とし、その2/7を看護職員、5/7を介護職員の標準とする」

と現行（2016年）ではなっています。

また、理学療法士、作業療法士、栄養士、支援相談員、介護支援相談員なども同様に人員に関する基準が定められています。

そういう事では、関わる職員も多くコミュニケーションも重要になってきますね。

職員間で入居者様に関しての情報共有を行い、状態変化に備えることはとても重要と言えるでしょう。

介護老人保健施設での看護師の主な業務としては、

・バイタルチェック
・服薬管理、配薬
・病院付き添い
・急変対応
・口腔ケア
・褥瘡や怪我の手当て

などが挙げられます。

食事介助、入浴介助、トイレ介助などは介護スタッフがいるため、それほど業務の中でも占める割合は少ないでしょう。

看護師がどれくらい介護業務に関わるかは勤務先となる介護施設により異なりますから、求人へ応募される前に看護師紹介会社などを介して確認されておくと良いかと思います。

老健によっては介護職が少ない時間帯があり、看護師も介護業務に関わる事が多いといった事も考えられますので、事前に確認されることをお勧め致します。

老健看護師として向いている看護師さんって？

介護老人保健施設では他の介護施設とは違い、医療行為もありますし給与レベルも高めと言ってでしょう。待遇は良い看護師求人が多く見つかりやすいです。

東京都などは非常に多くの介護老人保健施設はじめ介護施設がありますから、比較されてみると良いかと思います。

さすがに病院と同じほどの給与・年収は見つかりにくいのが現実ではありますが、夜勤に入る事である程度の給与にはなる場合が多いですね。

またオンコールあり、無しも事前に確認されると、希望の働き方がしやすいと思います。

看護師さんの中にはオンコール無しでの勤務を希望される方も少なく無いでしょう。

特にお子さんに関連してとなると思いますが、家庭状況によっては夜勤無し、オンコール無しでの働き方がベスト、という方もいらっしゃると思います。

こうした働き方の希望条件に関しても、事前にまとめておくと求人探しを代わりに行ってくれる看護師紹介会社としても探しやすいですので、あらかじめ考えておくと良いですね。

最後にまとめますと、介護老人保健施設に向いている看護師さんとしては、

・医療行為も行いたい
・ある程度高い給与を希望したい
・コミュニケーションが取れる（入居者様、他のスタッフも含め）
・介護スキルを身に付けたい
・夜勤が可能（夜勤無しの求人も中にはあります）

介護老人保健施設は在宅復帰を目指す施設ですから、回復の過程などにもやり甲斐を見いだす事が出来る方は、向いているのではないでしょうか。

もし、介護老人保健施設で働く事に興味のある看護師さんがいらっしゃいましたら、以下のような看護師紹介会社を活用される事で、情報収集しやすいですから活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

・マイナビ看護師

・ナース人材バンク

・医療ワーカー

などはお勧めです。

非常勤・パートでも探したい、という看護師さんは医療ワーカーが便利かと思います。

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